手首の腱鞘炎

ここでは手首の痛みの原因として代表的な病気、腱鞘炎について詳しく説明していきます。

手首が痛い時の原因の多くが腱鞘炎によるもです。腱鞘炎とは腱の周囲を覆う腱鞘に炎症が起きている状態の事を言います。炎症を起こした場所は腫れて痛み、動かしづらいといった症状が現れます。手首の腱鞘炎ではほとんどが親指側(ドケルバン病)か小指側(マウス腱鞘炎)のどちらかに起こります。手首以外では手の指に起こり、指の腱鞘炎はばね指もしくは弾発指と呼ばれます。

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腱鞘炎を起こすのは、男性より女性に多く見られます。これには様々な要素が絡んでいます。
◆男性の方が筋肉や腱組織が丈夫
◆女性の方が生理などでホルモンバランスが崩れやすく、むくみで腱鞘の摩擦が起こりやすい
◆赤ちゃんの世話で長時間抱っこをしたままで、手首や指に負担がかかりやすい

また、女性でも50代以上の中高年、いわゆる更年期を迎える女性に最も多く見られるのは、女性ホルモンの一つエストロゲンが減少することが関係しています。エストロゲンが分泌されると腱や腱鞘の柔軟性を高める作用があり関節などの動きを滑らかにするのですが、閉経後に分泌量が減ると動きが固くなって摩擦が起こりやすくなるのです。

ドケルバン病の診断方法として「フィンケルシュタインテスト」というテストがあります。痛みのある親指をもう片方の手で握り、小指側に引っ張った時に痛みが強くなるかどうかを確認します。他にも、親指を隠すように握りしめて小指側に手首を傾ける方法(フィンケルシュタインテスト変法)というのもあります。

腱鞘炎の治療法としては、基本的にテーピングやサポーターを用いてしばらくの間固定し安静にしておくことが必要となります。炎症が強く痛みや腫れがひどい場合は、非ステロイド系の消炎鎮痛剤(NSAIDs)を使用します。非ステロイド系の消炎鎮痛剤が効果が少ない場合は、ステロイドを患部に直接注射します。
多くがこの保存療法で自然と治りますが、重症化したものの場合はこれでは治りません。この場合、手術によって腱鞘を切開する腱鞘切開術を行います。

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